子どもの水泳で習う4泳法とは
スイミングスクールでは、主に「クロール」「背泳ぎ」「平泳ぎ」「バタフライ」の4つの泳法(4泳法)を学びます。それぞれに特徴や難易度があり、通常はクロールから順番に習得していきます。
クロール(自由形)
特徴
4泳法の中で最も速く、最もスタンダードな泳ぎ方です。両手を交互にかき、バタ足で進みます。初心者が最初に習う泳法で、息継ぎのタイミングが習得のカギです。
習得の目安
多くの子が3〜6ヶ月の練習でクロール25mを泳げるようになります。息継ぎができるかどうかで大きく個人差が出ます。
難しいポイント
息継ぎのタイミングと体の回転(ローリング)が難しく感じる子が多いです。
背泳ぎ(バックストローク)
特徴
仰向けで泳ぐ泳法です。顔が常に上に出ているため、息継ぎの心配が少なく、クロールの次に習う場合が多いです。
習得の目安
クロールが習得できた後、1〜3ヶ月で基本形を覚える子が多いです。
難しいポイント
進行方向が見えないため、壁への距離感がつかみにくい点が難しいとされます。
平泳ぎ(ブレスト)
特徴
カエルのような脚の動き(ブレストキック)と、両手を同時に前に伸ばすストロークが特徴です。4泳法の中でも特に難しく、習得に時間がかかります。
習得の目安
クロール・背泳ぎを習得した後、3〜6ヶ月以上かかる子も多いです。
難しいポイント
脚の動き(外蹴り)が独特で、他の泳法と感覚が全く異なります。脚が内側に入ってしまう「ひざ割れ」に注意が必要です。
バタフライ(フライ)
特徴
両手を同時に水上に出してかく泳法で、4泳法の中で最もエネルギーを消費します。「ドルフィンキック」と呼ばれる上下の体の波打ち動作が特徴です。
習得の目安
最後に習う泳法で、3〜6ヶ月以上かかることが多いです。体の使い方が独特なため、筋力がついてきた小学校中学年以降に習うケースが多いです。
難しいポイント
体のうねり動作とタイミングが難しく、体力も非常に消耗します。
4泳法の習得順序と目安期間
| 泳法 | 習得順 | 習得目安期間 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| クロール | ① | 3〜6ヶ月 | ★★☆☆☆ |
| 背泳ぎ | ② | 1〜3ヶ月 | ★★☆☆☆ |
| 平泳ぎ | ③ | 3〜6ヶ月以上 | ★★★★☆ |
| バタフライ | ④ | 3〜6ヶ月以上 | ★★★★★ |
4泳法をすべて習得するとどうなる?
4泳法をすべてマスターすると、「個人メドレー」(バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→クロールの順に泳ぐ)に挑戦できます。また、スイミングスクールのほとんどのクラスを修了したことになり、選手コースへの道が開けます。
よくある質問
Q:4泳法を習得するまでに何年かかりますか?
A:個人差がありますが、週1〜2回のペースで通った場合、4泳法すべてを習得するまでに3〜5年かかることが多いです。週2〜3回通うと、より早く上達します。
Q:平泳ぎがなかなか上達しません。どうしたらいいですか?
A:平泳ぎは4泳法の中で最も癖のある泳法です。脚の外蹴り(ブレストキック)をしっかり練習すること、陸上でも動きの確認をすることが大切です。コーチに個別に相談してみましょう。
まとめ
子どものスイミングスクールでは、クロール→背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライの順に4泳法を習得していきます。それぞれの泳法に難しいポイントがありますが、コーチの指導のもとで継続的に練習することが上達の近道です。焦らず一つひとつ丁寧に習得していきましょう。

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